Tuesday, March 10, 2020

積読リスト(数学)

優先的積読リスト
・現在の能力で読めそうなものだけ列挙する
・通読したもののうち再度読み込みたいものは☆印をつける
・コメントは簡潔に
・2021年10月3日追加、2022年3月14日追加、2022年11月10日追加

微分積分学
☆杉浦光夫『解析入門 I 』練習問題やり残し
・小寺平治『明解演習微分積分』
・笠原晧司『微分積分学』杉浦解析を読む際に助かった
・同『対話・微分積分学』

線形代数学
・齋藤正彦『線型代数入門』
・同『線型代数演習』
・佐武一郎『線型代数学』優先的に読み込みたい
・小寺平治『明解演習線形代数』
・永田雅宜『理系のための線型代数の基礎』

集合・位相・圏論
☆松坂和夫『集合・位相入門』練習問題やり残し
☆内田伏一『集合と位相』
・Leinster, T. 『ベーシック圏論』
・森田茂之『集合と位相空間』

解析学(上記「微分積分学」の項に掲載のものを除く)
・杉浦光夫『解析入門 II 』各章とも基礎知識をつけてからのほうが面白そう
☆神保道夫『複素関数入門』
☆チャーチル/ブラウン『複素関数入門』
・アールフォンス『複素解析』ほかのものを読んでから
・中島匠一『複素関数入門』わかりやすそう

代数学(上記「線形代数学」の項に掲載のものを除く)
☆松坂和夫『代数系入門』練習問題やり残し
・雪江明彦『代数学1 群論入門』
・雪江明彦『代数学2 環と体とガロア理論』いい加減そろそろ
・雪江明彦『代数学3 代数学の広がり』後回しでよい
☆足立恒雄『ガロア理論講義』最後の細かい部分まで体得できなかった感
・Atiyah, MacDonald, Introduction to Commutative Algebra
・堀田良之『加群十話』
・新妻弘『イデアル論入門』
・リード『可換環論入門』


幾何学
・松本幸夫『多様体の基礎』なるべくはやく読む
・村上信吾『多様体』
・加藤十吉『位相幾何学』
・森田茂之『微分形式の幾何学』
・Loring W. Tu, An Introduction to Manifolds

数論
・山本芳彦『数論入門』
・Weil, A. Basic Number Theory
・山崎隆雄『初等整数論』

数学史
・高瀬正仁『dx と dy の解析学』
・同『微分積分学の誕生』
・同『微分積分学の史的展開』


その他
・栗原将人『ガウスの数論世界をゆく』おもしろそう
・高橋陽一郎『力学と微分方程式』物理知らなすぎるのでこういうところから
・深谷賢治『電磁場とベクトル解析』同上、近代数学史に物理学的素養は必須

春からギリシャ語をはじめる人へ

 春ですね。新しいことをはじめるにはよい季節ですし、ギリシャ語をはじめるのはよいアイデアだと思います。ギリシャ語ができれば、文学、歴史学、哲学、新約聖書文献学など、多くの分野で勉強・研究を進めることができるようになります。私は学部後期課程・大学院修士課程とギリシャ語史を中心に調べ...